阿波おどり 東大寺大仏殿奉納

公開日 2014年11月11日

 11月9日(日)奈良市の東大寺において「奈良県南部災害復興祈願 奉納阿波踊り」を行いました。

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 参加した阿波おどり連のみなさん            高張提灯のもとパレード奉納

この奉納踊りのきっかけは、3年前のことです。
あの東日本大震災のあった年、紀伊半島も観測史上最多の集中豪雨に見舞われました。
死者行方不明者が50人を超え、いたるところでがけ崩れが発生、今も仮設住宅で暮らす人がいます。

 私たち、奈良徳島県人会阿波踊り同好会「「大仏連」は、相次ぐ自然災害のニュースを見て、何か自分たちも役に立てないか?と考え、世界遺産である「奈良東大寺」様にお願いをして、「大仏連の」の名付け親である大仏様のおひざ元で復興祈願の「奉納踊り」と義援金募集をさせてほしいとお願いをしました。

 東大寺様も快く引き受けてくださり、以来、毎年11月に阿波踊りを奉納して、会場で寄付金を募り、被害の大きかった奈良県十津川村に義援金を贈ってきました。

 今年も、奈良徳島県人会や徳島県大阪本部のメンバーにもサポートいただました。
また、関西阿波おどり協会の仲間にも協力を呼びかたところ、京阪神から6連が参加、170名が、小雨が降る中、南大門から中門前までパレードしました。
 当日は、徳島新聞社をはじめマスコミも取材に来ていただき、NHKでも、夕方から深夜まで、数回ニュースで取り上げていただきました。

 義援金は12月6日、奈良県十津川村の届ける予定です。(奈良徳島県人会事務局長 本出良一記)