公開日 2014年12月05日
第9回「徳島交流大使会議」は平成26年11月29日(土)〜30日(日)にわたり徳島市で開かれました。
会場は、ホテルグランドパレス徳島。参加者は交流大使15名と徳島県関係者の計23名。主なスケジュールは、1日目は四国八十八箇所霊場開創1200年記念講演・意見交換・懇親会・会議、2日目は参加希望者による徳島東部地域視察・観光。
徳島県人会近畿連合会からは6名の交流大使が参加しました。
以下は、徳島交流大使 鶴本照啓(近畿かつうらふるさと会会長)さんの参加報告です。
徳島交流大使会議会場 意見発表する参加者(近畿連合会)
交流大使を委嘱されて数年、名刺を頂いたことが動機付けになり「大使としての自覚」を少しは持っているつもりです。ただ、その使命(目的)に沿った具体的な行動は難しいのが実感ですが、今回の「第9回交流大使会議」に参加して少なからず有効な情報の仕入れが出来たことは確かです。以下に所感を報告します。
1.徳島県のPR・紹介では、近年必ず四国遍路(四国八十八箇所)の話題が登場する。その意味でも冒頭にあった長谷川賢二氏の「四国遍路のあゆみ」は大使の“喋り場情報”として大いに参考になりました。
2.徳島県の観光・物産、農林水産等の“施策”説明では、盛りだくさんの説明が短時間であり、理解・飲込みが不十分であったのは私だけでしょうか。ここでは目白押しの観光トピックス、多くの催しについて自らの認識不足に若干戸惑いを感じました。⇒県の総合政策として多くのIdeaで各種行事が計画されておりますが、そのPRや遂行に当たってはより効果的な方法を検討されたい(どれだけの人に知れ渡っているのか、集客は十分か?)。
3.交流大使の活動・意見交換では甚だ時間不足であった。「交流大使の平均年齢は70歳を超えている筈?もっと若手をどんどん勧誘すべきだ」との意見もあったが「近畿の各ふるさと会」でも、若手の勧誘が難しく、例えば60歳以下の若手?会員が少なくなっているのが実態。 交流大使を職業とするならともかく、若手の勧誘は難しいだろうとの思いは強く残る。
4.後期高齢者の範疇にある我々が「聞いて覚えて記憶に残す(机上勉強)は難しい」しかし「観て聞いて共感したもの(体感)は記憶に残り易い」。そういう意味で30日のオプションツアーは交流大使スキルアップに有効な手段と思われる。