大嘗祭に調進する「麁服」(あらたえ)・麻播種式 4/9

公開日 2019年04月17日

 新天皇陛下のご即位に伴い、11月14日、15日にかけて取り行われる大嘗祭に、献上される麻織物「麁服(あらたえ)」の播種式が、4月9日、徳島県美馬市木屋平字貢の三木家前の麻畑で,執り行われました。

 麁服を手掛けるのは古代の職能集団「阿波忌部」の子孫、三木信夫さん(82)。三木さんにとっては2度目の献納となります。

 この日、白装束姿の三木さんが三ツ木八幡神宮神社の門家茂樹宮司らが清めた畑に種をまきました。収穫後同県吉野川市の山崎神社で織り上げられます。

 三木さんは「うまく育つよう願い、令和の麁服を受け取っていただけきたい、過疎がすすむなか、地域の伝統文化を引き継ぐために完遂したい」と話されました。
 報告:徳島県人会近畿連合会理事(木屋平出身)松家和由

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祭事の前           播種式・麻畑